<イルミ>まちが明るくなる…淡い光、杉戸の駅前通り照らす うれしそうに語り合う通行人も「きれいだね」
2020/11/18/00:00
埼玉県の東武日光線杉戸高野台駅西口の駅前通り「くすのき通り」で13日からイルミネーションが点灯した。12月31日までの期間中、午後5時から12時まで毎日点灯される。
イルミネーションは、約400メートルの通り沿いに立ち並ぶ楠54本に取り付けられた。通りを明るく照らす白色の淡い光を見詰めながら「きれいだね」とうれしそうに語り合う通行人の姿も。毎日犬の散歩で通るという女性(83)は「毎年イルミネーションが点灯されると季節を感じる。今年はコロナ禍で点灯式は行われず残念だったが、このような行事をやってくれるとまちが明るくなる」と喜んでいた。
同事業は、商店会の賑わいを取り戻し、駅前を明るくしようと17年前から実施。例年点灯式を開催しているが、今年はコロナ禍のため見合わせた。事業立ち上げ時から携わっている杉戸町高野台商店会事務局の丸林勝治さん(78)は「毎年子どもたちも参加し盛大に点灯式を催していた。まちが明るくなれば」と語った。