<新型コロナ>さいたま市の商品券購入は抽選に 応募が発行数上回る 1900人落選、連絡は予定せず
2020/11/18/00:00
埼玉県さいたま市は17日、新型コロナウイルスの経済対策で発行する20%プレミアム付き商品券の有効応募総冊数が60万9583冊となり、発行予定の60万冊を上回ったため、抽選により購入者を決定すると発表した。有効応募人数は15万408人。1人5冊まで購入可能なため、少なくとも約1900人は落選する。
市商業振興課によると、商品券は1冊1万円で1万2千円の買い物ができ、60万冊(総額72億円分)を発行する。応募総冊数は62万5639冊、応募人数は16万5333人。はがきとウェブによる重複応募や記入漏れなどで、1万4925人の1万6056冊が無効となった。20日以降に抽選により決定した購入者に当選通知兼請求書を郵送する。落選者への連絡は当初から予定しておらず、実施しない。
使用期間は12月5日~来年3月31日まで。問い合わせは、コールセンター(電話0570・070・112)へ。
一方、市は来年1月5~31日まで、「PayPay(ペイペイ)」のキャッシュレス決済キャンペーン第2弾を実施する。20%をポイント還元するもので、第1弾は9~10月に実施。5億円の予算に対して、広告費などを含め約1億5200万円が運用された。第2弾の状況を見て第3弾も検討する。