「みんなで食べた」豚を食用に無許可で解体した罪、ベトナム人の男を追起訴 地検、認否は明らかにせず
2020/11/21/00:00
許可なく食用に豚を解体したとしてベトナム人の男が逮捕された事件で、埼玉県さいたま地検熊谷支部は20日、と畜場法違反の罪で、上里町の無職の男(29)=入管難民法違反(不法残留)罪で起訴=をさいたま地裁熊谷支部に追起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状などによると、男は氏名不詳の者と共謀の上、8月9日ごろから同月13日ごろまでの間、と畜場以外の場所である上里町の自宅浴室で、食用に豚1頭を解体したとされる。
男は1日、と畜場法違反容疑で県警に逮捕されていた。「SNSを介して1万5千円で豚を購入した」「包丁やバーナーを使って解体し、みんなで食べた」などと供述していた。