埼玉新聞

 

サプライズ花火に市民ら感謝「元気出た」 水害からの復興とコロナ退散願い、東松山の商工会が打ち上げ

  • 都幾川リバーサイドパーク付近から打ち上げられた花火(東松山市商工会高坂支部提供)

 「水害からの復興と地域を元気に」―と、埼玉県の東松山市商工会高坂支部(松坂喜浩支部長)は、同市内の都幾川リバーサイドパークで花火の打ち上げを行った。

 例年、同支部は11月の第2日曜日に地域活性化イベント「高坂商工祭」を開催してきた。ところが昨年は、台風19号による影響で、甚大な水害が発生、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、いずれも開催できなかった。

 このため「水害からの復興と地域振興、悪疫(コロナ)退散」を願い、「地域の人たちに元気を届けたい」と花火の打ち上げを企画した。密集を避けるため事前の告知は行わなかった。

 当日は午後7時から約15分間、約300発(主催者発表)の花火が夜空を彩った。

 サプライズでの花火の打ち上げに市民からは「花火を見て、元気が出た」「良かった。感謝します」などとの声が寄せられているという。

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