埼玉新聞

 

<新型コロナ>林間学校中止も思い出を刻んで…熊谷の小学校でキャンプファイア、児童ら笑顔で楽しむ

  • キャンプファイアを囲む児童ら=熊谷市石原の石原小学校

 埼玉県熊谷市石原の市立石原小学校(関根達郎校長)5年生125人が校庭でキャンプファイアを行い、林間学校代替行事を満喫した。

 新型コロナウイルス感染対策で学校行事の多くが中止となっている中、「大切な思い出を後回しにしてはいけない」と企画された。マスクと手袋着用で感染防止対策を万全に取りながら事前練習を何度も行い、当日に臨んだ。

 同校「おやじの会」が全面バックアップ。同会の高橋圭一会長(37)は、「OBを含めた父親たち約50人が代わる代わる仕事の都合をつけながら安全なイベントにと心掛けました。短い時間だが思い出を刻んでほしい」と話す。児童らは真っ赤に燃える炎を囲み、「マイムマイム」「ジェンカ」などフォークダンスを何曲も弾ける笑顔で楽しんでいた。

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