埼玉新聞

 

<新型コロナ>GoTo運用見直し、知事「県も早期に方向性」 感染再拡大には「警戒すべきレベル」

  • GoTo、県も早期に方向性

 埼玉県の大野元裕知事は22日、政府が観光支援事業「Go To トラベル」の運用を見直す考えを示したことについて、埼玉新聞などの取材に対し「まだ具体的な話は決まっていないが、本県としても早期に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、方向性を示したい」と述べた。

 知事は患者数が倍になる「倍化時間」が短くなってきていることなど、県内の感染が再拡大している状況を「警戒すべきレベル。この数日が勝負」と説明。21日に1日当たりの県内新規感染者の過去最高を大幅に更新する173人が報告されたことについて「とても残念。高齢者や重症化するリスクが高い方へ戦術的に取り組む」と述べ、感染拡大防止へ集中的に取り組む考えを示した。

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