<新型コロナ>2人死亡43人感染…中学校休校 西部の学校で感染、競歩大会で一緒に歩いた生徒ら出席停止
埼玉県などは24日、新型コロナウイルスに感染していた80代女性と70代男性の2人が死亡、新たに43人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が31人、さいたま市7人、川口市1人、川越市3人、越谷市1人。
これまでに確認された感染者は7746人(チャーター便帰国者含む)、死者は134人(24日午後6時現在)。
24日午後9時時点の重症者は19人、感染者の入院は541人、ホテル療養207人、自宅療養193人。退院・療養終了は6628人。
県によると、亡くなった70代男性は20日、県内の入院先で死亡した。県管轄で詳細が判明したのは20~80代の男女21人。富士見市の50代事務員女性、20代医療従事者女性、ふじみ野市の30代医療従事者女性は県内医療機関に勤務しており、同施設の陽性者は9人となった。
県教育局によると、西部地区の県立学校で23日に児童生徒1人が陽性となった。体育の競歩大会で一緒に歩いた別のクラスの2人を含む児童生徒6人が濃厚接触者として出席停止となり、臨時休校は行わなかった。
さいたま市によると、感染が判明したのは10~60代の男女7人。10代男子児童2人は同じクラスの女子児童が感染していた。児童33人と教諭4人を検査して、2人の陽性が判明した。10代女子中学生は父親が既に感染していた。他の4人は感染経路が不明。
川口市によると、死亡した80代女性は21日に亡くなった。感染が判明したのは10代の男子学生1人。生徒の感染が判明した市立中学校は25、26日を臨時休校にする。また、22日に発表した陽性者1人について医療機関から取り下げがあり、市は感染者総数を1人減らした。
川越市は感染が判明したのは10~50代の男女3人。いずれも容体は安定している。
越谷市によると、感染が判明したのは60代の女性1人。感染経路などを調べている。