暴力団が出資、経営に関与している大宮の不動産会社…実態を隠して銀行口座を開設、代表取締役の男逮捕 暴力団は大口の出資者、「何も話すことはありません」と語る64歳
2024/02/04/14:01
暴力団関連企業であることを隠して銀行口座を開設したとして、埼玉県警大宮駅周辺地区暴力団壊滅集中取締本部(捜査4課、大宮署など)は1月31日、詐欺の疑いで不動産賃貸業「グラン企画」(さいたま市大宮区)代表取締役の男(64)=同市西区三橋6丁目=を逮捕した。
逮捕容疑は住吉会傘下組織の暴力団員が同社の経営に関与していることなどを隠して、2017年9月4日、金融機関職員に対して口座開設を申請し、通帳1通とキャッシュカード1枚をだまし取った疑い。
同本部は内偵捜査で男の犯行を特定。暴力団員は同社の大口の出資者だという。男は「何も話すことはありません」などと供述しているという。