<新型コロナ>クラスター多発の高齢者施設…全1066施設を県職員ら巡回へ 発生時も少人数封じ込め狙う
2020/11/26/00:00
埼玉県は25日、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として27日から12月25日まで、県職員らが県内の高齢者福祉施設計千カ所以上を巡回し、各施設にクラスター(感染者集団)などへの対策を徹底するよう求める方針を明らかにした。施設の実務担当職員に直接、指導や助言をすることで感染を抑えるのが狙い。大野元裕知事は記者団の取材に、高齢者施設で重症化リスクが高いことから「積極的な介入で、陽性者を減らしたい。県として戦術的な対応を徹底する」と述べた。