埼玉新聞

 

市税納付、セルフレジで 深谷市が「公金ステーション」設置 埼玉県初、4月以降は全8種の公金支払い可能に

  • 納付書に対応するセルフレジ「公金ステーション」=埼玉県深谷市役所

    納付書に対応するセルフレジ「公金ステーション」=埼玉県深谷市役所

  • 納付書に対応するセルフレジ「公金ステーション」=埼玉県深谷市役所

 埼玉県深谷市は、収税課などの窓口で預かっていた公金の市税をセルフレジで支払える「公金ステーション」を本庁舎1階収税課窓口前に設置し、利用を開始した。納付書対応のセルフレジで、県内初の取り組み。

 来庁者の窓口滞在時間の縮減と、手の空く職員で納税相談を充実させて滞納対策の強化を目指す。

 利用できる納付書は、市県民税、固定資産税・都市計画税、軽自働車税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料と保育料の6種類。上下水道料金と市営住宅使用料も扱えるようにして、4月からは全8種類の公金支払いに対応していく。

 操作は、納付書と納税額を機械に入れるだけ。連絡先の電話番号も入れる。利用時間は開庁日の午前8時半~午後5時、木曜日は午後7時まで。

 2月下旬には同市上柴町西4丁目、キララ上柴行政サービスセンター(アリオ深谷3階)にも設置する予定。こちらの利用時間は開庁日の午前9時~午後5時。

 2台の公金ステーションは国の「デジタル田園都市国家構想交付金」の補助を活用している。

 問い合わせは、同市収税課(電話048・574・6639)へ。

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