びっくり…JR宇都宮線ストップ、久喜駅火災で騒然 疲れ果てた女子高生「学校から帰っていいと言われた」
2020/11/27/00:00
26日午前7時40分ごろ、埼玉県久喜市久喜中央2丁目、久喜駅構内の変電所設備から出火、電線が燃えた。JR宇都宮線、東武伊勢崎線は午後まで運転を見合わせ、通学通勤客約4万2千人に影響が出た。けが人や類焼はなかった。
■通勤通学を直撃
JR線と東武線が交差するターミナル駅で起きた運転見合わせは、朝の通勤通学時間帯を直撃した。復旧のめどが立たず、駅には多くの利用者が滞留。警察が誘導に当たった。
火災現場近くの道路は、消防や警察、工事車両が集まり、一時騒然とした。駅近くの駐輪所男性従業員は、火災を発見し通報。「鉄柱から炎と煙が出ていた。本当にびっくりした」と話した。
久喜駅前ロータリーで午前8時から5時間待ち続けたという女子高校生2人は「運転が再開すると思い待っていた。学校に電話したらそのまま帰っていいと言われた。こんなこともあるんだって驚いています」と疲れ果てた様子だった。
JR東日本大宮支社は「多くのお客さまにご迷惑を掛け、深くおわび申し上げます」としている。