酒気帯び運転の男、対向車と衝突…逃走 容疑で逮捕「車止める場所探していた。逃げていない」/吉川署
2020/12/01/00:00
埼玉県の吉川署は29日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の疑いで、草加市中央2丁目、会社員の男(29)をさいたま地検に送検した。
送致容疑は27日午後3時55分ごろ、三郷市戸ケ崎の路上で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転し、対向から走行してきた軽トラックに衝突し、運転手男性(91)に約2~3週間のけがを負わせ、そのまま逃走した疑い。
同署によると、事故後、男は現場を立ち去り、軽トラックの後続車の運転手男性が110番通報。約50分後に現場に戻ってきた男を任意同行した。男の呼気から1リットル当たり0・5ミリグラムのアルコールが検出された。男は「酒を飲んで事故を起こしたことは間違いないが、車を止める場所を探していて逃げたつもりはない」と容疑を一部否認しているという。