埼玉県八潮市は30日、リサイクルプラザが所管する公用車のトラック3台について、車検切れの車両を公務に使用していたと発表した。

　市によると、1台は10月20日が車検期間の満了日だったが、11月25日までの間、29回にわたり使用。ほかの2台は10月21日が満了日だったが、1台は11月20日までの間に7回、もう1台については同月24日までの間に10回にわたり使用していた。2021年度当初予算の積算作業の中で3台の車検切れが発覚。該当車両の使用を中止し、車検手続きを行うとともに、車検切れ公用車の使用について草加署に報告した。

　大山忍市長は「深く反省し、全庁を挙げて再発防止に取り組み信頼回復に努めてまいります」とコメント。市が所有する他の公用車についても、車検切れがないか確認を進めるとしている。