<新型コロナ>川口の東横INN、軽症、無症状患者を受け入れ 県南で発生のクラスター対策 2日から
2020/12/02/00:00
埼玉県は1日、新型コロナウイルスの軽症、無症状患者の宿泊療養施設として「東横INNJR川口駅西口」(川口市)で2日から患者の受け入れを開始すると発表した。受け入れ室数は120室。
現在受け入れを行っている施設は「東横INNつくばエクスプレス三郷中央駅」「入間第一ホテル」「東横INN浦和美園駅東口」「加須センターホテル」「パーシモンホテル」の5施設。受け入れ可能室数は計585室で、11月30日現在、162人の患者を受け入れている。
川口市で新たに受け入れを開始することについて、県感染症対策課は「県南で10月以降複数のクラスター(感染者集団)が発生しており、利用者増が見込まれる」と説明。施設から周辺への感染防止のため、療養者は専用の車両でホテルまで運び、外出させず、外部との面会不可とした上で、24時間体制で警備員を配置、ゴミは適切に保管、処理するなどの対策を行うとして、近隣住民に理解を呼び掛けた。