待望のイオンモール上尾、上尾市と地域活性協定 4日オープン ご当地WAONカードは“ふるさと納税”
2020/12/03/00:00
埼玉県上尾市とイオンは11月30日、地域活性化包括連携協定を締結した。内容は地産地消の推進や観光・文化の振興、健康増進および食育・食の安全、高齢者・障害者の支援、災害対策など8項目。4日にオープンする「イオンモール上尾」(上尾市愛宕3)で市観光協会推奨の土産物や地場産野菜を販売するほか、市主催のイベントでも協力する。
そのほか、協定の取り組みの一環として、ご当地WAONカード「あげおアッピーWAON」をイオンが発行。電子マネーとして全国約76万カ所のWAON加盟店で利用でき、支払い金額の一部をイオンが上尾市に寄付する仕組みで、市は子どもたちの支援や地域振興に役立てる。
締結式に臨んだ畠山稔市長は「イオンモール上尾の待望のオープンに先立ち、協定を結べて感謝。ご当地WAONカードを発行していただくことで、子育て支援につながり、市民の皆さまに還元できると思う」とお礼の言葉を述べた。
イオンリテール執行役員北関東カンパニーの西垣幸則支社長は「地域の暮らしに根差し、貢献し続けるという理念の基に更なる戦略的なパートナーシップを築きたい。ご当地WAONカードはどこで使っても上尾市に還元する、まさにふるさと納税。上尾の方に多く使っていただきたい」と話した。