高校入試、埼玉公立の全日制は1・13倍 普通科の最高倍率は市立浦和1・82倍、続いて川口市立スポーツ科学コース1・61倍、川口北と川越が1・52倍 専門学科は大宮の理数科2・55倍
2024/02/10/18:11
埼玉県教育局は9日、2024年度の県公立高校の入学志願者数を発表した。転編入学者らを除き、全日制は131校の入学許可候補予定者数3万5130人に対し、3万9587人が志願。倍率は1・13倍だった。定時制は24校の2060人に対して1206人が志願。倍率は0・59倍だった。
同局高校教育指導課によると、全日制の普通科は2万6007人の入学許可候補予定者数に対し、3万226人(倍率1・16倍)が志願。専門学科は7378人に対して7605人(同1・03倍)、総合学科は1745人に対して1756人(同1・01倍)が志願した。
全日制普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和で1・82倍。川口市立のスポーツ科学コースが1・61倍、川口北と川越が1・52倍と続いた。専門学科では大宮の理数科が2・55倍で最も高かった。倍率が1・00倍を下回り定員割れになった高校は、普通科が28校(28普通科、1コース)、専門学科が28校38学科、総合学科が5校。
志願先の変更受け付けは2月14、15日。21日に学力試験を行い、22日に一部の学校で実技試験や面接を行う。合格発表は3月1日。