深谷市のふかや花園プレミアム・アウトレット（三菱地所・サイモン運営）で「埼玉県産いちご『あまりん』フェア」が始まった。アウトレット至近の「いちご畑花園」（同市）で栽培されたあまりんを使用。タルトや大福、パンケーキ、モンブランなど多彩な旬のイチゴメニューが飲食7店舗で限定販売される。

　県農業技術研究センターが開発したあまりんは、今年の「第2回全国いちご選手権」（日本野菜ソムリエ協会主催）で2年連続で最高金賞を受賞した埼玉オリジナル品種。1株に少量しか実らず“幻のいちご”と呼ばれている。糖度も通常の約13度と比べ、18度から20度と高い。濃厚な甘みとほのかな酸味が堪能できる。

　地産地消のフェアに合わせて、地元のいちご狩り施設や観光農園とタイアップしたキャンペーンも実施。深谷市と長瀞町にある対象施設の利用者にはクーポン券が配布され、同アウトレット内のインフォーメーションセンターで提示すると、お得なクーポンシートがプレゼントされる。

　フェアは4月26日まで。メニューの詳細などは、同社ホームページで。