妻に暴行したとして暴行罪に問われた千葉県御宿町、タレントのボビー・オロゴン（本名・近田ボビー）被告（54）の初公判が3日、さいたま地裁（一場修子裁判官）で開かれ、ボビー被告は起訴内容を認めた。

　検察側は冒頭陳述で、ボビー被告は妻の暮らす2階のガスの元栓が閉められていたことから妻と口論になり、郵便物を無断で開封したことを持ち出されて「次は警察を呼ぶ」と言われたことに立腹、暴行に及んだと指摘した。さらに今後も追起訴の予定があると述べた。

　起訴状などによると、ボビー被告は5月16日、さいたま市浦和区の当時の自宅で、妻（46）に「ボコボコにするから」と言って頬を指先で突いたとされる。

　同被告は暴行容疑で浦和署に現行犯逮捕され、さいたま地検に9月に在宅起訴されていた。