埼玉新聞

 

怒っている…一緒に住む長男から電話、じつは詐欺 信じた男性、「長男の上司の息子」に現金渡す/狭山

  • 狭山署=埼玉県狭山市稲荷山

 2日午後6時5分ごろ、埼玉県狭山市の無職男性(81)から「息子などを装った男らに現金100万円をだまし取られた」と狭山署に届け出があった。

 同署によると、2日午後0時15分ごろから、男性方に同居する長男(48)の名前を名乗る男から数回電話があり、「会社の書類の郵送先を間違えた」「取引先の相手が怒っている。600万円が必要」「上司の息子が取りに行く」などと話した。

 信じた男性は同日午後3時5分ごろ、西武新宿線新狭山駅近くの路上で、長男の上司の息子を名乗る男に現金100万円を手渡した。同日6時ごろ、長男が帰宅したため詐欺と分かった。現金を取りに来た男は年齢40歳ぐらい、身長約165センチ。

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