売上1兆円超のベイシアグループ、値下げ企画を実施 年末年始、カインズやベイシアなど1万8千品目
2020/12/04/00:00
食品スーパーのベイシア(群馬県前橋市)やホームセンターのカインズ(埼玉県本庄市)などの小売業態で構成されるベイシアグループは2日から、年末年始などの需要の喚起と消費者の囲い込みへ、同時期の必需品などを中心に全1万8千品目の値下げを行う。グループで連携して値下げ企画に取り組むのは初。2021年2月末まで。
19年11月~20年10月のグループの総売上高が1兆円を超えた、と11月19日に発表した同グループ。新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい経済状況が続く中、これまでの感謝と一年で一番大きな需要期に当たる年末年始の家計を応援する意味を込めて実施する。
企画を行うのはベイシアとカインズのほか、カーショップのオートアールズ(同)、ベイシア電機(前橋市)。ベイシアは食料品を中心に、カインズも冬物商品などでそれぞれ8200品目、オートアールズは洗車用品を中心に、ベイシア電機は加湿器、空気清浄機、大型テレビなどで、それぞれ800品目を値下げする。
作業服販売最大手のワークマンは、フランチャイズ店舗が多いことなどから本企画には参画しない。