現金などが入った他人の封筒を持ち去ったとして、春日部市は11日までに、市消防本部春日部消防署の男性主幹職員(39)を減給(10分の1)3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9日付。
市によると、男性は昨年7月21日、市内銀行のATMに置かれていた現金とキャッシュカードが入った封筒をその場から持ち去ったという。男性は占有離脱物横領の疑いで任意で捜査を受け、不起訴処分になった。被害者に4万8千円を弁済したという。男性は市の聴き取りに対し「出来心でやってしまった。申し訳ない」などと話しているという。