食品スーパーのヤオコー(川越市)が13日発表した2023年4~12月期連結決算の純利益は前年同期比31・2%増の220億8800万円だった。売上高に当たる営業収益は同9・2%増の4695億7300万円、営業利益は同21・3%増の318億800万円と大幅な増収増益を記録した。
総菜部門を中心に製造小売業(SPA)型の商品開発を拡大。若年層や子育て世代に支持される低価格帯商品の提案やさまざまな利用シーンに合う中高年層向けのラインナップの強化で、二極化戦略が奏功した。
24年3月期の従来予想は据え置いた。