性的暴行…女子学生、教諭に襲われる 飲食店の駐車場で 面識あった2人…5カ月後、生徒と親が警察に相談し逮捕「同意の上です」 さらに教諭になる前も、面識ある女子学生にわいせつ「弁護士と話す」と語る23歳
車両内で女性の体を触るなどのわいせつ行為をしたとして、埼玉県警朝霞署は13日、強制わいせつの疑いで、朝霞市西原2丁目、中学校教諭の男(23)を再逮捕した。
再逮捕容疑は2022年7月19日午後6時47分ごろから午後7時29分ごろまでの間、朝霞市内の路上に駐車中の軽乗用車内で10代後半の女子学生=県内居住=の体を触るなどのわいせつ行為をした疑い。調べに対して「弁護士と話してから話します」と供述しているという。
男は同様の手口で別の女性に性的暴行を加えたとして、これまでに逮捕、起訴されており、その後の取り調べや押収したスマートフォンなどの精査から犯行を特定。当時は大学生で、被害女性とは面識があったという。
■軽自動車は親族名義、技術科の教諭(以下、初報記事)
車両内で女性に性的暴行を加えたとして、朝霞署は2023年12月28日までに強制性交等の疑いで、朝霞市西原2丁目、中学校教諭の男(23)を逮捕した。
逮捕容疑は2023年4月下旬、朝霞市内の飲食店の駐車場に停車した車内で10代後半の女子学生=県内居住=の体を触るなどの性的暴行を加えた疑い。「同意の上です」と犯意を否認しているという。
同署によると、今年9月15日に女子学生が親らと共に同署を訪れ「車内で体を触られた」と被害を相談。女子学生や関係者の聴取などから、男の関与を特定した。2人は面識があり、犯行に及んだ車は男の親族名義の軽自動車だったという。
署は犯行に至った経緯を調べるとともに、余罪の有無などについても捜査している。
川越市教育委員会によると男は川越市内の市立中学校の技術科教諭で、新卒採用で今年4月1日から勤務している。同市教委の西貝俊哉学校管理課長は「本市が所管している教員が逮捕されたことについては大変重く、厳粛に受け止めている。事実等を確認しながら対応していきたい」とコメントした。