「本当に住みやすい街」2年連続で川口1位 23年に高層マンション完成、商業施設そろい、新宿まで25分
2020/12/10/00:00
住宅ローン専門金融機関アルヒ(本社・東京都港区、浜田宏社長)は9日、「本当に住みやすい街大賞2021」トップ10を発表した。1都3県の鉄道沿線駅の街が対象で、1位は前年に続き埼玉県川口市(JR京浜東北線)、2位に東京都練馬区の大泉学園(西武池袋線)、3位は神奈川県藤沢市の辻堂(JR東海道線)が選ばれた。
10位にさいたま市緑区の浦和美園(埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線)が入った。
都内で開かれた表彰式で、川口市の奥ノ木信夫市長は「2連覇はうれしい。感動した。川口は荒川を越すと東京。川口はほぼ東京なんです。マンションは赤羽より割安で、交通も便利。緑もたくさんある。川口はまだまだ発展する。3連覇を目指します」と受賞の喜びを語った。
同賞は埼玉など1都3県の鉄道沿線の街から、同社の住宅ローンの利用実績を参考に、住環境や交通利便性、教育文化環境、コストパフォーマンス、発展性の五つの基準により選定された。
同社によると、川口の受賞理由は(1)駅前に2023年に商業を含む29階建て高層マンションが完成するなど将来の発展が見込まれる(2)都内の赤羽に比べてもマンションが割安(3)商業施設もそろい生活利便性が高い(4)自然も豊か(5)新宿へ25分で交通至便の5点。