ウインカー出さず車線変更した男、クラクション鳴らされ…あおり運転始める 車へこませ「鳴らされたから」
2020/12/15/00:00
埼玉県の草加署は14日、道交法違反(妨害運転)と器物損壊の疑いで、越谷市の自営業男(46)をさいたま地検に書類送検した。
送検容疑は7月3日午前5時40分ごろ、越谷市から草加市の県道で、会社員男性(68)の車を追い越し、男性の前に進路変更、車間距離を保たずに走行し、運転席側ドアを複数回蹴ってへこませた疑い。
同署によると、男はウインカーを出さずに右折したとしてクラクションを鳴らされたことをきっかけに、あおり運転を始めたという。男性は「後ろから追い掛けられている」などと110番し、同署に駆け込んだ。途中、車が止まった際、男は車から降り、男性の車のドアを蹴ったという。同署はドライブレコーダーなどから男を特定。任意で捜査を進め、送検した。
男は容疑を認め「後ろからクラクションを鳴らされた」などと供述しているという。