18歳少女らキャバクラ経営…知り合いの少女7人を雇い、接待させる 少女ら送検 売り上げ1700万円
2020/12/16/00:00
埼玉県警繁華街・歓楽街総合対策推進本部と加須署は15日、風営法違反(年少者使用)の疑いで、加須市久下5丁目のキャバクラ店「Lily(リリー)」を経営する男(32)=加須市馬内=と同市居住の少女(18)をさいたま地検に追送検した。
追送検容疑は共謀の上、11月27日、同店で18歳未満の別の少女に来店客の接待をさせた疑い。容疑を認めているという。
県警保安課によると、同店は昨年10月上旬から営業し、男と少女が共同で経営。これまでに18歳未満の少女7人を働かせており、今年11月までに少なくとも1700万円を売り上げていた。男が売り上げの管理などを行い、逮捕された少女は知り合いの少女を従業員として雇っていたという。
今年に入って県警に「18歳未満を働かせている」と情報提供があり、捜査を開始。県警は今月1日、風営法違反(無許可営業)容疑で、同店を摘発し、男ら2人を逮捕。押収した証拠品などから18歳未満の接待行為を特定した。
男は「若い子がいた方が客が入ると思った」と供述しているという。