<新型コロナ>イチゴ香るアルコールジェル化粧品、八潮の会社が発売 メードイン埼玉製品、香りで除菌確認
2020/12/17/00:00
埼玉県八潮市に工場を置く除菌剤メーカー「クラシキレイ化学」(大塚朗社長)は、新たにアルコールジェル化粧品「除菌の王子さま」を発売した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「子どもにも楽しく使いやすい製品を提供したい」と製品化に至った。
「除菌の王子さま」は、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容保湿成分を配合した70%アルコールジェル化粧品。「除菌の時間が楽しくなるように」と、ジェルにはほんのりイチゴミルクの香りをつけた。
大塚社長は「研究から材料、製造まで一貫して県内で作られたメードイン埼玉の製品です」とアピール。同社広報担当の上原有紗さんは「子供と一緒に美意識を持つお母さんたちにも使ってもらい、親子でコミュニケーションをとりながら楽しく手をきれいにしてもらえれば」と話していた。
同社はコロナ対策に役立ててもらおうと、八潮市役所や地域の児童福祉施設に製品を寄贈した。同市のみつもり保育園では園児たちが製品を試すと「イチゴのいいにおい」と興味津々。職員も「香りで子どもが手の除菌をしたことを確認できる」などと話していた。
販売価格は300ミリリットル入り1本あたり2500円(税別)。同社のインターネットサイトから販売している。
問い合わせは同社(info@kurashikirei.net)。