<新型コロナ>客100人に新型コロナ感染の可能性…さいたま市岩槻区パブでクラスター 店名公表、客は連絡を
2020/12/19/00:00
さいたま市は18日、市内の接待を伴う飲食店で従業員ら19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生したと認定し、店舗名をフィリピンパブ「パブスナック ウェルカム」(岩槻区本町3丁目)と明らかにした。
市保健所によると、40代女性従業員と50代男性客の感染が14日に判明。従業員23人全員の検査を実施し、20~50代の女性従業員16人と60代男性従業員1人の計17人の陽性が17日に判明した。6人は陰性だった。いずれも軽症か無症状。女性従業員の多くはフィリピン人とみられる。
最初に感染が判明した女性従業員の発症は9日で、2日前の7日から休業前の13日の間に訪れた利用客に感染の可能性があるとして、市保健所疾病予防対策課(電話048・840・2220)への連絡を呼び掛けている。1日に7~24人、延べ100人程度の客が訪れたとみている。