同一グループの犯行か、川口で手渡し詐欺事件が2件発生 手口や受け取りに来た男の特徴似る
2020/12/19/00:00
埼玉県の川口署は17日、川口市内で手渡し詐欺事件が2件発生したと発表した。
同署によると、15日午後8時ごろから数回、川口市の無職女性(80)方に長男を名乗る男から「バイトで浄水器の販売をしていて、600万円を会社のお金で払ってしまった」「いくらか出してもらえないか」などと電話があった。信じた女性は16日午後1時ころ、自宅付近の路上で、集配業者を名乗る男に250万円を手渡した。
別の無職男性(86)方には15日午前11時ごろから数回、次男を名乗る男から同様の電話があり、男性は16日午後4時ごろ、自宅付近の路上で次男の知人を名乗る男に600万円を手渡した。
いずれも手口や受け取りに来た男の特徴が似ており、同署は同一グループの犯行の可能性もあるとみて捜査している。