ローソンに来た男性客…店員が詐欺を見抜いて阻止 大宮西署が感謝状「自分は大丈夫と考えている人が多い」
2020/12/25/00:00
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、埼玉県の大宮西署は22日、ローソンさいたま高木店のオーナー遠山仁さん(46)と店員原田葉子さん(65)に感謝状を贈った。
2人は13日午前9時ごろ、電子マネー5万円分を購入しようと来店した、さいたま市西区の70代男性が「携帯の手数料を解約したい」と話していたことから詐欺を見抜き、110番。被害を未然に防いだ。
同店では高齢客が高額な電子マネーを購入する際は、必ず用途を訪ねることを義務付けている。原田さんは「自分が被害に遭うとは考えていない方が多いと思うので、これからも声掛けを徹底したい」と話した。
同署の会田雄一署長は「店舗内で、日頃から特殊詐欺被害の着眼点を情報共有していただいたことが被害防止につながった」と感謝した。