埼玉新聞

 

牛乳でたこ焼きはもちもち 県牛乳普及協会、牛乳の消費拡大へキャンペーン 牛乳料理セットなど当たる

  • 年末年始牛乳キャンペーン賞品「牛乳で作るたこ焼きセット」

  • キャンペーン賞品の「牛乳で作るたこ焼き」(イメージ)。機材や材料などのセットが当たる

 年末年始に埼玉県産牛乳を飲んで酪農・乳業を応援してもらおうと、県牛乳普及協会(深谷市、根岸信一郎会長理事)は牛乳料理セットなどが当たる消費拡大キャンペーンを始めた。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食・宿泊施設など業務需要の減少や学校給食が冬休みのため牛乳消費量が減り、酪農家が搾乳した生乳の行き場が心配される中、同協会が急きょ、消費喚起を目的に実施を決めた。

 県内で製造された牛乳5リットルを1口として応募すると15人に「牛乳で作るたこ焼きセット(たこ焼き器、粉1袋、牛乳1リットル、溶けるチーズ1袋)」、2リットル1口で30人に「ミルクグッズ」がそれぞれ抽選で当たる。

 「牛乳で作るたこ焼き」は、第41回牛乳料理コンクール県大会で最優秀賞(県知事賞)、関東大会では準優勝に輝いた県立上尾橘高校の中山青空さんの作品。中山さんは「生地は水より牛乳で作るとトロトロというよりはもちもちという感じ。ソースもたこ焼きソースではなく牛乳で作るとまろやかな味になる」と話している。

 応募期間は来年1月29日まで。キャンペーンの詳細は、同協会ホームページで確認できる。

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