埼玉新聞

 

借金返したい…息子から相談された女性300万円被害 息子装った詐欺犯だった 本当の息子に連絡して発覚

  • 狭山署=狭山市稲荷山

 埼玉県の狭山署は26日、手渡し詐欺で、狭山市の無職女性(85)が、300万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、25日午前9時半ごろ、女性宅に次男を装った男から「借金を返すために300万円どうにかならないか」などと電話があった。真に受けた女性は同日午後3時25分ごろ、東京都の東武東上線上板橋駅付近の路上で、次男の知人を名乗る男に現金300万円を手渡した。帰宅後、県外に住む次男に連絡を取り、だまされたことが分かり、翌26日、同署に被害届を出した。

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