埼玉新聞

 

手作りクッキー80種以上! さいたまで15、16日に「クッキーバザール」 福祉作業所32施設が自慢の品販売

  • クッキーバザール2024のチラシ

    クッキーバザール2024のチラシ

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 認定NPO法人「クッキープロジェクト」(埼玉県さいたま市浦和区)は15、16日、JR浦和駅西口の浦和コルソ1階で、毎年恒例の「クッキーバザール2024」を開催する。障害者の手作り品の販路開拓を支援する取り組みで、今回が16回目。過去最多となる県内の福祉作業所32施設と協力して、80種類以上の手作りクッキーなどを販売する。

 同法人は障害のある人ない人、いろんな人がクッキーを通じて「まぜこぜ」になり、福祉作業所の商品開発に取り組んでいる。プロのシェフ、デザイナーらを講師に招き、講座や販売会を企画。運営する「マーブルテラス」(浦和区常盤10丁目)でも、県内40の福祉作業所の手作り菓子などを販売している。

 バザールに参加するのは、さいたま市や川口市、上尾市、所沢市、新座市、深谷市、行田市、三郷市、吉川市などの福祉作業所32施設。クッキーのほか、ドーナツ、マドレーヌ、マフィンなど80種類以上の焼き菓子が勢ぞろいする。

 福祉作業所は、障害のある人が自身の暮らすまちで、働く場や居場所としての役割を果たしている。代表理事の若尾明子さんは「福祉作業所を知っていただく機会になればと思う。手作りのお菓子はどれもおいしいので、プチギフトや手土産にもお薦めです」と来場を呼びかけている。

 バザールは午前10時~午後8時。問い合わせは、同法人(電話048・717・1689)へ。

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