何とかなるかな…相談された男性200万円被害に気付かず 別事件で逮捕された少年調べて被害発覚/加須署
2020/12/30/00:00
埼玉県の加須署は28日、詐欺の容疑で長野県大町市、自称建設作業員の少年(19)を再逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳の者と共謀の上、6日午後9時ごろから7日にかけて数回、加須市の男性(76)方においなどを名乗り、「ファミレスに業務用浄水器を販売する仕事を始めた」「工事料を支払うのに会社の金600万円を使ってしまった」「会計監査があるからお金を入れておかないといけない。何とかなるかな」「郵政便の職員が受け取りに行くから、書類と言って渡して」などと電話をかけ、7日午後1時半ごろ、男性方敷地内で現金200万円をだまし取った疑い。
同署によると、少年は7日に別の詐欺未遂容疑で同署に逮捕され、その後の捜査で今回の事件の関与が分かった。