待望のファーストアルバムが発売され、名実ともにトップアイドルの仲間入りをした「日向坂46」。我らが埼玉県出身の金村美玖さん（18）、丹生明里さん（19）、渡邉美穂さん（20）の3人は、ファンから“埼玉3人組”の愛称で親しまれている。昨年11月14日の「埼玉県民の日」に県のさまざまな話題を発信するPR大使「埼玉応援団」に加わるなど、今後の活躍に期待が高まるばかり。大注目の3人に2021年にかける思いを聞いた。（足立英樹）

　―2020年を振り返って。

　金村美玖　コロナ禍で思うように活動できない期間があった反面、改めて自分自身と向き合う時間ができたと、良い方向に考えるようにしてきました。以降、色々なことに挑戦してみたいと思うようになり、念願のモデルのお仕事や地元のお仕事（県PR大使）も始めさせていただき光栄です。

　丹生明里　2020年は（コロナ禍の自粛期間を除けば）本当に充実した一年を過ごさせていただきました。（オンライントークイベントなど）今までは思いもしなかった新しい形の活動が増えたと思うので、“個人個人の（活動を充実させる）年”だったのかなと思います。

　渡邉美穂　メンバー全員が自分の好きなことや特技をお仕事につなげられないかと、一人ひとり頑張っていた年なのかなと思います。（丹生さんの）ゲームのお仕事だったり、（金村さんの）芸術的なセンスを磨いてお仕事につなげたりして、それぞれ自分自身を深掘りできた一年だったと思います。私はお芝居の仕事（テレビドラマ出演）もできたので本当に充実していました。

　―3人がMCを務めるラジオ番組も始まりました。

　丹生明里　トップバッターを担当することになり、スタジオのマイクに向かうと緊張しましたが、番組のスタッフさんが「思うままに自由にやってみてください」と言ってくださったので、少し肩の荷が下り、リスナーの方に週末の夜にリラックスして聴いていただけるよう心掛け、本当に楽しく進行できました。バトンタッチする2人が今後どう番組を盛り上げてくれるか本当に楽しみです。

　金村美玖　プレッシャーです（笑）。丹生ちゃんのカラーが既にできあがっているので、それを変えていくか、受け継いでいくかファンの皆さんも気になるところだと思います。そこも楽しんで聴いていただけたらと思っています。私自身もイメージの殻を破って何か新しい発見につなげられたらうれしいです。

　渡邉美穂　二人のMCを聴いていて、とても勉強になります。私は最後の順番になるので、そういったことを受けて伸び伸び進行できたらいいと思います（笑）。初の冠ラジオ番組なので緊張しますが、何事にもチャレンジする気持ちを忘れないように頑張ります。

　―新年にあたり、今後の抱負をお願いします。

　金村美玖　いつも本当にたくさんの方に助けてもらっているので、今年はそのご恩を返せるよう、自分が誰かを助けてあげられるような人間になりたいです。占いでもそういう診断が出ていたので（笑）。グループとしてはいつかまた、地元埼玉の「さいたまスーパーアリーナ」でライブができたらと思っています。将来は隣接する「（さいたま新都心の）コクーンシティ」のイメージガールもやってみたいです！

　丹生明里　今年、成人（20歳）を迎えるので、個人的には私の定番のツインテールから髪型を変えて、自分で髪を巻けるようになりたいです（笑）。最近新しくヘアアイロンを購入したので「私はもう大人よ！」って身近なことから始めていきたいです。お仕事では昨年、ゲームやアニメのアフレコなど少しずつ将来の目標が定まってきたので、今年はそれを極めたいです。

　渡邉美穂　昨年は俳優という、一つの目標がかなった年でした。まだまだ納得できるものではないかもしれませんが、チャンスをいただけて本当に感謝しています。自分自身の今後の課題も見えてきたので、2021年はその課題を乗り越えられるよう努力を惜しまず、さまざまな現場で色々なことを吸収していきたいと思います。

　―埼玉県民にメッセージを。

　渡邉美穂　2021年は埼玉県が誕生して150年の節目の年とうかがっています。県民の皆さんにとっても貴重な一年になると思いますので、この1年を私たちも埼玉応援団として盛り上げて、少しでも貢献できたらと思います。県民の皆さんや地元メディアの方々と一緒により埼玉愛を深められるような素敵な一年にしたいです。

　金村美玖　私たちが“埼玉3人組”として知られるようになり、県の応援団就任や雑誌、そして地元の埼玉新聞さんにもこうして取り上げていただき、期待と責任を感じます。私たちの活動を通じて埼玉県の魅力を全国に広めて、全国（都道府県）魅力度ランキングでもっと上位にしたいですね。県民の皆さん、一緒に頑張りましょう（笑）。

　丹生明里　埼玉応援団として、この3人で埼玉の美味しい食べ物や観光スポットなどを全国に紹介して、日本中の方が「埼玉大好き」って思っていただけるよう精いっぱい活動したいと思います。2021年最初の紙面（埼玉新聞元旦号第3部表紙で3人を特集）にお声がけいただき、県民の方に最初に目にしていただける存在になるので、本当に感無量です。2021年の埼玉の顔といえば、私たち“埼玉3人組”と言われるように頑張ります。

　―今年こそ、初の東京ドームライブを。

　（3人を代表して）金村美玖　私たちの楽曲に、東京ドームに立つことを夢見る「約束の卵」という曲があります。（東京ドーム公演は）私たちのとても大きな目標であり、夢の舞台です。（コロナ禍で）予定していたライブは残念ながら1年延期になってしまいましたが、この期間を、成長できる前向きな準備期間としてとらえ、もっともっと成長した姿をお見せできるよう頑張りたいと思います。私たちも満員の東京ドームでおひさま（日向坂46ファンの総称）の皆さんとお会いするのを今から楽しみにしています。これからも日向坂46へのご声援をどうぞよろしくお願いします。

※埼玉新聞2021年1月1日（元旦）号でも日向坂46埼玉3人組を特集しています。

■プロフィル

金村美玖（かねむら・みく）2002年9月10日生まれ

丹生明里（にぶ・あかり）2001年2月15日生まれ

渡邉美穂（わたなべ・みほ）2000年2月24日生まれ

アイドルグループ日向坂46の埼玉県出身メンバー。ファンの間では「埼玉3人組」として特に10代、20代を中心に人気を集める。テレビのバラエティー番組やドラマ出演、雑誌モデルなど幅広く活躍中。

■お年玉プレゼント

新春インタビューを記念して、日向坂46“埼玉3人組”全員のサイン入り色紙とチェキを各1名、計2名様にプレゼント！

≪応募方法≫

2021年1月18日までに埼玉新聞キャラクター「サイのぶん太くんtwitter」をフォロー＆リツイートしてください。抽選で2名様にプレゼントいたします。

●サイのぶん太くんtwitter公式アカウントはこちら　＠sainobuntakun

●ご自身のtwitterアカウントは必ず「公開」にしてください。

●1月18日までにフォロー＆リツイートされた方が応募対象となります。

　※フォローを外された方は再度フォローください！

●「引用リツイート」や「コメントを付けてリツイート」は応募の対象になりません。

≪当選発表≫当選された2名の方のみに、当選者のtwitterアカウントへDM（ダイレクトメッセージ）にてご連絡します。

＝埼玉新聞WEB版＝