埼玉県みどり自然課は、ときがわ町で12月23日に発見されたフクロウの死骸について、農業・食品産業技術総合研究機構の検査の結果、H5N8型の高病原性インフルエンザが検出されたと31日発表した。
県と国は4、5日に、水鳥が多く飛来する池や河川4カ所で緊急調査を行い、生息状況や不審な死骸がないか調査を行う予定。同課によると、12月23日以降に見つかった野鳥の死骸には不審なものはなかった。
鳥インフルエンザは感染した鳥のふんを他の鳥が食べることなどによって広がるとみられ、感染した鳥と長時間同じ空間で過ごすなど濃厚接触を行うと、人に感染する可能性があるという。