埼玉新聞

 

長期の消防活動のために…災害時の食糧供給で食品工場2社と協定 比企広域圏組合「食糧は最も重要」

  • 右から綾香浩司松屋フーズ嵐山工場長、岡田幸治武蔵野フーズ・カムス第2工場長、森田光一比企広域市町村圏組合管理者、長嶋悟比企広域消防本部消防長=埼玉県小川町上横田の小川消防署

    右から綾香浩司松屋フーズ嵐山工場長、岡田幸治武蔵野フーズ・カムス第2工場長、森田光一比企広域市町村圏組合管理者、長嶋悟比企広域消防本部消防長=埼玉県小川町上横田の小川消防署

  • 右から綾香浩司松屋フーズ嵐山工場長、岡田幸治武蔵野フーズ・カムス第2工場長、森田光一比企広域市町村圏組合管理者、長嶋悟比企広域消防本部消防長=埼玉県小川町上横田の小川消防署

 比企広域市町村圏組合(管理者・森田光一東松山市長)は、埼玉県小川町上横田の比企広域消防本部小川消防署で、嵐山町花見台の松屋フーズ嵐山工場(綾香浩司工場長)、武蔵野フーズ・カムス第2工場(岡田幸治工場長)と「災害時における食糧の供給に関する協定」を締結した。

 災害時に長期の消防活動を行うには、食糧不足が懸念されるため、管内にある2社の協力を得て食糧の提供を受けるもの。大規模災害に備える。

 森田管理者は「食糧は最も重要で(2社の)協力に感謝します」などとあいさつ。

 綾香工場長は「地域社会と連携し、災害時には貢献できるように努力したい」、岡田工場長は「パンの大量製造が可能で、(万が一の場合は)被災地に提供することが使命と考えている」と述べた。

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