5日午前0時45分ごろ、西武新宿線南大塚―本川越間にある川越市旭町2丁目の踏切で、所沢市の大学生男性(21)が西武新宿発本川越行き下り準急電車(10両編成)にはねられて死亡した。
川越署によると、運転士が踏切の左から遮断機を上げて徒歩で入ってきた男性を発見、ブレーキをかけたが間に合わなかったという。準急は下り最終電車で、乗客と乗員にけがはなかった。状況から男性が自殺したとみて、同署で調べている。
西武鉄道によると、この事故で電車は現場に56分間停車して同1時42分に運転を再開。乗客約30人に影響が出た。