埼玉新聞

 

母が来店「お墓を息子と買いたい」…異変を感じた窓口担当の女性、詐欺阻止に成功 客を守りたい青木信用金庫、数日後も男性客を救う 窓口担当が話を聞くと「被害者支援組織から134万円を受け取りたい」…通報

  • (前列右から)青木信用金庫江戸袋支店の矢作香央理さん、同鳩ケ谷支店の田村奈菜さん、瓜生華菜さん(後列右から)門井幸夫武南署長、江戸袋支店の仲田真一係長、鳩ケ谷支店の岩崎二郎支店長=武南署

    (前列右から)青木信用金庫江戸袋支店の矢作香央理さん、同鳩ケ谷支店の田村奈菜さん、瓜生華菜さん(後列右から)門井幸夫武南署長、江戸袋支店の仲田真一係長、鳩ケ谷支店の岩崎二郎支店長=武南署

  • (前列右から)青木信用金庫江戸袋支店の矢作香央理さん、同鳩ケ谷支店の田村奈菜さん、瓜生華菜さん(後列右から)門井幸夫武南署長、江戸袋支店の仲田真一係長、鳩ケ谷支店の岩崎二郎支店長=武南署

 特殊詐欺被害を未然に防いだとして埼玉県警武南署は、川口市の青木信用金庫江戸袋支店、同鳩ケ谷支店とそれぞれの職員に感謝状を贈った。

 江戸袋支店では1月30日午後、高齢女性が「息子とお墓を買いに行く」などと来店。職員の矢作香央理さんらが確認し、被害を未然に防いだ。

 鳩ケ谷支店では2月2日午後、高齢男性らが「被害者支援組織から134万円を受け取る。手数料を振り込みたい」などと来店。田村奈菜さん、瓜生華菜さんらが対応し、警察に通報して被害を防いだ。

 感謝状を受けた鳩ケ谷支店の岩崎二郎支店長は「金融業務を通じ地域貢献し、お客さまの『ありがとう』を職員の喜びとしたい」と話した。
 

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