<新型コロナ>県、カラオケ店など含む全飲食店に時短要請 不要不急の外出自粛など求める 31日まで
2021/01/05/00:00
埼玉県は4日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、新型コロナ特措法に基づき、12~31日まで、県内のカラオケ店やバーなどを含む全飲食店に対し、酒類の提供を午後7時まで、酒類提供の有無にかかわらず営業時間を同8時までとするよう要請することを決めた。県民に対しては午後8時以降の不要不急の外出自粛を求める。大野元裕知事は「感染爆発を食い止めるため、協力を強くお願いしたい」と理解を求め、飲食店への協力金については、「国に善処を求めている」とした。
11日までは、既に行っているさいたま市大宮区、川口市、越谷市の酒類を提供する飲食店を対象とし、時短営業の要請を8日に繰り上げ、酒類の提供を午後7時まで、営業時間を同8時までとするよう要請する。
県民に対して8~31日まで、午後8時以降の不要不急の夜間外出自粛ほか、高齢者や基礎疾患のある人の不要不急の外出自粛、東京都との仕事や授業、受診以外の往来自粛、事業者へはテレワーク、在宅勤務・時差出勤の徹底などを求める。
政府に緊急事態宣言の発令を要請していた埼玉など首都圏1都3県は4日、テレビ会議を開き、飲食店に対する営業時間短縮要請に関し、営業時間を午後8時までとすることで一致した。