父親血だらけ…長男逮捕、刃物で腹や胸など刺した疑い 事件前に母と口論、包丁持ち出し父が仲裁か/朝霞署
2021/01/08/00:00
6日午後8時55分ごろ、埼玉県朝霞市膝折町2丁目、会社員男性(57)方から「息子が包丁を持って暴れている」と110番があった。朝霞署員が駆け付けたところ、血だらけになった男性が無職の長男(29)を、馬乗りになって押さえていた。長男が刃物で男性を刺したことを認めたため、同署は殺人未遂容疑で長男を現行犯逮捕した。男性は腹や胸など数カ所を刺され、病院に搬送されたが、命に別条はないという。
逮捕容疑は6日午後8時50分ごろ、同方1階6畳間で、同方の文化包丁と果物ナイフで、男性の腹や胸など数カ所を刺し、殺害しようとした疑い。
同署によると、男性方は妻(51)と長男の3人暮らし。事件前、母親と口論となり、長男が台所の包丁などを持ち出したため、男性が仲裁に入っていたらしい。同署は詳しい動機を調べている。