<新型コロナ>261人感染5人死亡…感染者と数人で初詣も さいたまの感染女性、年末年始に孫らと接触
2021/01/13/00:00
埼玉県などは12日、新型コロナウイルス感染者を新たに261人確認し、60~90代の男女5人が死亡したと発表した。感染者の内訳は、県発表197人、さいたま市20人、川口市19人、川越市19人、越谷市6人。
累計感染者は1万8435人(チャーター便帰国者含む)、死者は250人(12日午後7時現在)。
11日午後9時時点の重症者は67人、感染者の入院は925人、ホテル療養276人、自宅療養3539人。退院・療養終了は1万2843人。
県管轄で詳細が判明したのは未就学~90代の男女178人。戸田中央総合病院では職員3人が感染し計243人となり、行田中央総合病院では患者2人が感染し計36人となった。また、帰省していた例が少なくとも5人いるほか、感染者と数人で初詣に行った例もあるという。
さいたま市によると、感染が判明したのは、10~80代の男女20人。感染経路は家族が9人、勤務先が1人、その他と調査中が10人。80代の女性2人は、それぞれ年末年始に孫や息子と接触していた。10代男性は市内の高校生で、両親が陽性だった。
川口市によると、10~70代の男女19人の感染が確認された。このうち5人は同居者が陽性だった。
川越市によると、同市と狭山市の10~90代の男女19人の感染を確認。市内在住の18人のうち夫婦3組が感染しているが、いずれも同居家族に陽性者がいた。全員症状は安定しており、入院調整中。
越谷市によると、感染が確認されたのは10歳未満~60代の男女6人。11日に感染が確認された40代女性は市立病院に勤務する職員だった。女性職員は6日以降出勤しておらず、濃厚接触が疑われる院内関係者や患者はいないという。