埼玉新聞

 

市課長、会社経営者が現金授受を認める 羽生市の業務委託巡る贈収賄事件 2人を送検 現金は直接手渡す

  • 羽生市役所を家宅捜索し、押収品を運び出す県警の捜査員=11日午後8時10分ごろ、羽生市役所

 埼玉県羽生市発注の業務委託を巡る贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された市まちづくり部建設課の53歳課長と、贈賄容疑で逮捕された同市の大工工事業「クリーン・テック」53歳経営者が現金20万円の授受について認める供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。県警は業務委託を受注できるよう便宜を図る見返りだったとみて、受け渡した現金の趣旨や目的を調べる。

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