埼玉新聞

 

<新型コロナ>大宮駅の人出、大幅な減少見られず 県内主要駅の状況、スマホの位置情報を基に比較

  • 県内主要駅の人出、前回宣言より減少は見られないと県が発表

 埼玉県は15日、緊急事態宣言再発令以降の県内主要駅の滞在人口増減状況を発表した。各駅で昨年4月の宣言発令後の人出を上回り、現時点では昨年4月ほどの大幅な減少は見られていない。

 スマートフォンの位置情報データを基に、感染拡大前(昨年1月18日~同2月14日)の平均と比較。午後8時時点の比較では、大宮駅では昨年4月11日(土)が79・8%減、同12日(日)が83・8%減だったが、今年1月9日(土)は60・1%減、同10日(日)は64・7%減にとどまった。

 大野元裕知事は「前回の緊急事態宣言と比較すると同じ地域で1~2割増し。自粛慣れもあるのでは」と述べ、県民のさらなる協力を呼び掛けた。

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