<お持ち帰りグルメ>人気はココナッツ・チキンカレー 宮代・カフェモコ、辛くない本格スパイスカレー
2021/01/18/00:00
埼玉県宮代町の東武動物公園駅西口近くに12年前オープンした「カフェモコ」。南インドカレーが看板メニューだ。店長の柴山木乃香さん(23)は「北インドやネパールのカレー店が多い中、近隣でも南インド料理を提供する店はほとんどないので、気軽に立ち寄ってくれる常連客が自然と増えていった」と話す。
定番メニューは、「ココナッツ・チキンカレー」(1000円)。十数種類のスパイスを使用する本格的なスパイスカレーだが、ココナツ・ミルクの甘みがスパイスの辛みやトマトの酸味をまろやかにし、「あまり辛くなく、胃もたれせずサラッと食べられる」と人気だ。スパイスの際立つ香りが食欲をそそる。
昨年4月に緊急事態宣言が発令されてから、週1回夜のみに営業時間を短縮。再度の発令に伴い、今月からはテークアウトのみに対応を切り替え、営業時間も週2日の日中とした。メニューは「ココナッツ・チキンカレー」や、町内にある畑で自然農法により自家栽培した米や野菜を使ったおにぎり(50円~)など。柴山さんは「食べる分だけ生産し、素材の味を生かしたメニューを増やしていきたい」とし、環境に配慮した食の情報発信に取り組んでいく考えだ。
【メモ】カフェモコ
宮代町中央3の11の16(電話0480・33・6696)。営業時間は水曜、土曜の午前9時~午後1時。カレーは事前予約希望。東武伊勢崎線東武動物公園駅から徒歩約1分。