埼玉新聞

 

コロナ禍の貧困世帯を支援 家庭で余っている食品、久喜市職員ら持ち寄り寄贈「何かできることないか」

  • 市から職員が集めた食品の寄贈を受ける団体=久喜市役所

 コロナ禍の貧困世帯を支援しようと、埼玉県久喜市で市職員が自宅の食品などを持ち寄るフードドライブが行われ、市内3団体に寄贈した。

 フードドライブは家庭で余っている食べ物を持ち寄り必要とするフードパントリーなどの団体に寄贈、支援する活動。市内に広がるフードパントリーを支援しようと、市子ども未来課が企画した。

 年末年始を通じて、賞味期限が2カ月以上あり、未開封で常温保存ができる食品を持ち寄るよう職員に呼び掛けた。期限までに職員124人から1061点の食品が集まったという。

 同課は「積極的に活動する団体を支援するため何かできることはないかと考えた。思いのほかたくさん集まり、今後も支援を続けたい」としている。

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