埼玉新聞

 

不審火か 歩道の木が燃えて消防隊が出動…4時間後、近くの木が再び燃える 数日前も2回燃える/さいたま

  • 浦和西署=埼玉県さいたま市中央区上峰

 17日午後、埼玉県さいたま市中央区本町西6丁目の歩道で、植え込みの立ち木計3本が燃える火災が2件相次いだ。けが人や類焼はなかった。現場が約15メートルと近接しており、火の気のない場所であることから、浦和西署は不審火の可能性があるとみて出火原因などを調べている。

 同署によると、17日午後2時14分ごろ、同所で、通行中の40代女性から、「立ち木が燃えている」と110番があった。駆け付けた消防隊や警察官は鎮火を確認して現場を離れた。

 約4時間半後、15メートル離れた場所で、20代男性から、「立ち木2本が燃えている。火が上がっている」と通報があった。現場は歩道上の植え込みで高さ約3メートルの立ち木が等間隔で並び、いずれも木の一部が焼損した。今月7日と12日にも同じ並びの立ち木が1本ずつ燃える火災が発生しており、同署が関連を調べている。

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