埼玉新聞

 

埼玉西武のパ・リーグ王座奪還を 社長ら箭弓神社を参拝、日本一へ必勝祈願 特大絵馬飾りコロナ収束も願う

  • 今シーズンの思いを込めたホームベース型の特大絵馬を手にする埼玉西武ライオンズの居郷肇社長(右から2人目)と飯田光男球団本部長(同3人目)、渡辺久信ゼネラルマネジャー(同4人目)=18日、東松山市箭弓町の箭弓稲荷神社

 パ・リーグ王座奪還、悲願の日本一を―。プロ野球の埼玉西武ライオンズの居郷肇社長と飯田光男球団本部長、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)ら5人が18日、東松山市箭弓町の箭弓稲荷神社(前原利雄宮司)で必勝祈願をした。

 同神社は「勝負の神様」とも知られ、社名の「箭弓(やきゅう)」の響きにちなみ、プロ、アマ問わず、多くの野球関係者が参拝している。2017年から指揮を執る辻発彦監督の下、18年、19年にはパ・リーグ2連覇を果たしたものの日本シリーズには進めなかった。今年はメットライフドームエリアのグランドオープンを迎えるだけに、パ・リーグ制覇奪還と08年以来の日本一で華を添えたい。これを受け、今シーズンのチームスローガンは「BREAK IT」だ。

 この日は本殿で必勝祈願。次いで、今シーズンへの思いを込めた特大絵馬を、境内の絵馬所に飾った。

 居郷社長は絵馬を手に「パ・リーグ制覇、日本一奪還を目指し、頑張りたい」と力を込めた。08年の日本一の時の監督だった渡辺GMも「パ・リーグ優勝、日本一」と口をそろえ、「まずはコロナが収束することを願った。無事に開幕できるようにしっかり調整していきたい」と話した。

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