埼玉新聞

 

<新型コロナ>ワクチン接種にプロジェクトチーム 鳩山町が設置「いつ始まっても大丈夫のように」

  • 鳩山町役場=鳩山町大豆戸

 埼玉県鳩山町は21日、新型コロナウイルスワクチン接種事業を円滑に進めるための同プロジェクトチームを設置した、と発表した。県の二次医療圏に当たる坂戸保健所、東松山保健所管内の計13市町村で初めての設置。

 町民健康課、政策財政課、長寿福祉課を中心に、課長、課長補佐、保健師ら11人で組織した。18日に設置、26日に第1回会議を開催の予定。既に15日に開催された同町議会の全員協議会で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業にかかる費用約2400万円を盛り込んだ補正予算を専決処分とすることで合意しているという。

 担当の戸口宏美・町民健康課保健センター所長は「今回の接種事業は、数カ月に及ぶ集団接種、個別接種が予想され、今後、国が示す終期までに完了する必要があるなど、いつ始まっても大丈夫のように、体制整備の検討、決定をしていく予定」と説明した。

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