<新型コロナ>朝霞市に1億円、男性が寄付 命懸けで市民を守ってくれる人たちのために「お手伝いを」
2021/01/23/00:00
埼玉県の朝霞市は22日までに、同市の会社役員須崎勝茂さん(69)から「新型コロナウイルス感染防止のため、尽力している医療機関や福祉施設などを支援したい」として、1億円の寄付を受けた、と発表した。市は須崎さんに感謝状を授与するとともに、29日開催予定の臨時市議会で、同感染症対策事業費の一部として2020年度一般会計補正予算案に盛り込み、議決後に執行する。
須崎さんは市内で倉庫会社を経営する一方、市内で美術館「丸沼芸術の森」を開設し、絵画や彫刻などを収集したり、若手芸術家に制作活動の場を提供している。
埼玉新聞の取材に対して、須崎さんは「医療機関や福祉関係の人たちは命懸けで市民を守ってくれている。その人たちのためにお手伝いをしたい」と話した。